空き家売却

空き家で害虫が発生した際の駆除費用はいくら?

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人が住まない空き家は、害虫や害獣にとって天国のような場所。

人とばったり会って駆除される心配がほとんどなく、湿気が溜まったあたたかい屋内で安心して繁殖できます。

「誰も住んでいないから」といって、そんな害虫が発生した空き家を放置している人はいませんか?

そのような周囲に迷惑を及ぼす空き家は、2015年に施行された「空き家対策特別措置法」によって、今後「特定空き家」に指定されてしまうかもしれません。

この法律で「改善命令」以上の行政処分を受けると、固定資産税などの軽減対象から外れてしまいます。

毎年の税額が大きく跳ね上がったり、行政代執行による解体費用の負担を求められたりする可能性があるのです。

しかしいったん駆除してしまえば、解体工事をしたり賃貸に出したり、自分が住んだりと空き家活用の選択肢が一気に広がります。

空き家に害虫や害獣が発生した場合、駆除にはどの程度の費用がかかるのでしょうか? 費用の目安をご紹介していきます。

害虫・害獣の種類別駆除費用まとめ

ゴキブリ

食べ物となるものがある場所なら、どこにでもあらわれます。

見た目が気持ち悪い上に衛生環境を悪化させ、食品を食べあさる。まさに害虫の中の害虫とも呼べる存在です。

駆除の対象となる機会が多いため、体質が強化されてしまい、殺虫剤が効かないものも珍しくありません。

もちろん、ゴキブリ対策の駆除剤や捕獲器はドラッグストアなどで多種多様なものが手に入ります。

しかし根本的に問題を解決するには、プロの手を借りたいところです。

専門業者に依頼した場合の費用相場は、部屋の広さにもよりますが2~8万円程度です。

ゴキブリを駆除してくれることはもちろん、侵入経路を絶ってその後の発生を防いでくれる業者もあります。

エサ状の薬剤、燻煙剤、液剤、超音波や電磁波など、業者が駆除に使用するアイテムもさまざまです。

業者選びでは、駆除の方法も考慮しましょう。

シロアリ

シロアリは建物に使用されている木材を食べ、建物の構造を劣化させます。

放っておくと柱が建物を支えきれなくなるなど、建物の寿命が短くなってしまいます。

家の中で見つけたら、すぐに駆除しなければなりません。

シロアリ被害で空き家が倒壊すると、誰かがケガをして所有者が管理責任を問われる可能性もあります。

シロアリの駆除には専門知識が必要なので、多少の費用がかかっても専門業者にまかせましょう。

駆除費用は坪単価で6,000~9,000円程度が目安です。

一般的な家屋だと、一軒あたり10万円前後と考えればよいでしょう。

薬剤散布による「バリア工法」と、エサ状の薬剤を設置する「ベイト工法」の2種類が一般的です。

ネズミ

ネズミは衛生環境を悪化させる上に、電線などを食害して漏電事故などを引き起こす可能性もあります。

空き家の電線がネズミのせいで漏電し、火事になったらと思うと恐ろしいですよね。

ネズミの駆除費用は、12~20万円程度が目安です。

駆除対象となる住宅の構造や築年数などによってもかかる費用が異なり、一概にはいえません。

ネズミの駆除は本格的に行う場合、複数回の駆除が必要になります。

「防鼠工事」と呼ばれる、侵入経路を絶つ工事も必要です。

1回につき3万円前後の費用がかかるので、見積もりの際は必ず何回の作業を行う予定が確認してください。

防鼠工事の費用が含まれているかどうかも確認が必要です。

極端に安い業者は薬剤の散布や粘着シート式のワナなど、かんたんな対策しか行ってくれません。

ハチ(スズメバチ)

スズメバチは基本的に自分から人間を襲うことはありません。

しかし臭いや振動などでうっかり刺激すると、興奮して一斉に襲いかかってきます。

刺されると命にかかわるケースもあります。

巣を見つけたらできるだけ早く専門業者に駆除してもらいましょう。

駆除料金の目安は、1~3万円程度です。

オオスズメバチはさらに危険度が高いので、2~4万円程度と費用が高くなります。

助成金制度を用意している市区町村も多いので、該当する地域の制度を確認してみましょう。

解体工事の前に害虫駆除を

空き家に害虫が発生している状態だと、「解体して更地にしよう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

更地にすれば新しく住宅を建てたり、売却したりと選択肢が広がります。

ただし、解体工事をする場合は害虫駆除を先に済ませておきましょう。

「どうせ壊すのだから」とそのままにしていると、解体によって周辺に害虫・害獣が大量に逃げ出す可能性が。

そうなると近隣住民に深刻な被害を与え、トラブルに発展してしまうかもしれません。

解体予定の空き家なら、燻煙剤なども遠慮なく使用できます。

また、駆除業者に解体予定があることを相談すれば適切なアドバイスが受けられるはずです。

害虫駆除は優良業者に依頼しよう

害虫や害獣の駆除は、信頼できる優良な業者を選んで依頼しましょう。

害虫や害獣の多くは、目に見える一部だけを駆除しても意味がありません。

それぞれに侵入経路や巣をつくる場所に傾向がある害虫や害獣。

根本的な解決には、専門知識と丁寧な処置が求められます。

料金が極端に安い業者の中には、表面的な処置だけを行って、害虫が再発しても知らぬふりをするところもあるといいます。

また、床下工事などの追加工事を多く提案し、高額な費用を請求してくるケースもあるので注意が必要です。

優良業者を見つけるには、一括見積もりサイトの活用がおススメです。

費用の内訳をしっかりと明記してくれて、保証制度などが用意されている業者を選ぶとよいでしょう。

極端に相場より安い業者や説明が不十分な業者は、手抜き施工や追加請求の可能性が高いのでおススメできません。

まとめ

今回は空き家で害虫が発生した際の、駆除費用の目安をご紹介しました。

解体工事で害虫や害獣が近隣住宅に移動するケースは、意外に多いことをご存じでしょうか。

近隣トラブルを防ぐためにも特措法の処分対象とならないためにも、しっかりと駆除をしておくことが大切。

換気や通水、清掃など、ちょっとした管理によっても害虫が発生しにくくなります。

解体や売却をしない方は、空き家管理の専門業者を利用する方法もおススメです。

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