空き家解体

空き家解体の手順と、解体にかかる期間とは

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投稿日:2016年12月22日 更新日:

使っていない建物は空気がよどみ、どんどん劣化が進みます。

定期的な通気や掃除、草刈り。それらの負担を考えると、劣化しないほどこまめに管理することはなかなかできません。

建物を解体して更地に戻せば、売却したり新たに住宅を建てたりと選択肢が広がりますね。

空き家を更地に戻すためには解体工事が必要です。この解体工事には、どのくらいの期間がかかるのでしょうか?

「売却したい」「新しい家が建てたい」などと考えていても、工事の期間がわからなければその後のスケジュールが立てられません。

そこで今回は、解体工事完了までの手順や期間を、順を追ってご紹介していきます。


解体工事完了までの手順

空き家の解体工事は、基本的に次のような手順で進んでいきます。

建物の構造や周辺環境によって多少異なることもあります。

1、足場の組立、養生 高所での作業を安全かつ効率的に進めるため、足場を組みます。ホコリなどの飛散や騒音を防ぐため、全体をシートで被う養生(ようじょう)も行います。
2、各種設備、建材の撤去 窓ガラス、ドア、トイレ、浴槽、キッチンなど、解体作業の邪魔になるものを撤去します。
3、重機の搬入 前面道路の道幅によって、搬入できる重機の性能が変わります。重機が使えない場合は工期が長くなり、コストも大きくなります。
4、建物の解体 建物を解体し、基礎を取り除きます。庭のタイルや駐車スペースのコンクリートなども撤去。ホコリが飛散しないよう、散水で予防します。
5、廃材の分別 廃材を素材別に分け、適切に処理します。
6、地中障害物の確認 地面の中に埋められている廃棄物がないか確認し、あった場合は撤去。解体が追わるまで確認できないため、撤去は追加料金の対象となります。
7、整地 地面をきれいにならします。
8、重機搬出 重機を運びだして工事は終了です。

解体工事前の準備

解体工事では廃棄物が発生します。

そのため、延べ床面積が80平方メートルを超える建物の解体では、自治体に「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」に基づく申請を行わなければなりません。

基本的に業者が届け出を代行してくれますが、施主にも届け出義務があるので、業者に確認しておきましょう。

電気やガスなどのインフラを止めるため、これらの会社へ連絡しておきます。

浄化槽のくみ取りや家財道具の処分も済ませておいてください。

建物解体業者の多くはゴミの処分も引き受けてくれますが、有料となります。

コスト負担を減らすためにはできるだけ行政で引き取ってもらい、ゴミの量を減らしておきましょう。

衣類や美術品などの古物や古本は、できるだけリサイクル業者に買い取ってもらいます。

物に対する価値観は人それぞれなので、思わぬものが高額で売れることもあるかもしれません。

「こんなもの」という思い込みを捨て、相談してみましょう。

解体工事は騒音や工事車両の出入りで、どうしても近所の方に迷惑をかけてしまいます。

工事に入る前にあいさつにうかがい、スケジュールを知らせておきましょう。

解体後の登記

工事完了後は、解体業者が「滅失届(解体証明書)」「業者の印鑑証明書」「業者の登記簿謄本」の3点を発行してくれます。

これらの書類を添えて1か月以内に法務局に申請をして、建物がなくなったことを登記しなければなりません。

この手続きを「建物滅失登記」といい、原則として建物の所有者が申請します。

これを怠ると10万円以下の過料が課せられるので、注意しましょう。

それほど難しい手続きではないので、自分で申請を行うこともできます。

「土地家屋調査士」という専門家に委任する場合の費用は、3~5万円程度が相場です。

専門家に依頼すると1~2週間程度の期間がかかるので、解体後すぐに依頼しておくことをおすすめします。

自分で手続きする場合も慣れない手続きとなるので、時間に余裕をもって取り組むことが大切です。

解体工事の期間

一般的な住宅の解体工事は、1週間から2週間程度で完了します。

延べ床面積が広い場合や木造以外の構造、道幅が狭くて重機が入れないなどの事情があれば、それ以上の期間がかかると考えておきましょう。

天候の影響によっても違ってきますが、見積もりから工事完了までに1か月から2か月程度かかると考えればよいでしょう。

解体工事は専門家に相談を

解体工事には各種手続きが必要になりますし、個々の状況によって費用の目安も変わってきます。

業者から見積もりをとっても、比較の仕方や業者の選び方がわからない方が多いのではないでしょうか。

「届け出の仕方がわからない」「見積書はどこを比べればいいの?」という方は、まずは専門家に相談してみましょう。

解体工事の匠(http://www.kaitaimitsumori.com/)」は、解体工事業者専門の一括見積もり比較サイト。

建築士や相続鑑定士といった解体工事に係る専門家が担当となり、見積もりから工事完了までをトータルでサポートしてくれます。

1,000社以上の登録業者には、役所への調査や行政処分情報の照会を徹底。

問題のある業者は排除し、優良業者だけを登録しているので安心ですね。

工事内容や建物の材質、工事の規模などを総合的に考慮して最大3社を紹介してくれるので、自分で業者の対応可否を調べる必要がありません。

コストを削減できるよう工法を精査し、業者への値引き交渉も代行してくれるなど、至れりつくせりです。

「よくわからない」という人こそ、一度相談してみてはいかがでしょうか。


まとめ

ここでは空き家解体工事の手順と、期間の目安、頼れる専門家に相談できるサービスなどをご紹介しました。

解体工事は建築工事と異なり、「住むわけじゃないし」と軽く考えてしまいがち。

しかし、トラブルなくスムーズに工事を進めるためには、やはり頼れる業者に依頼しなければなりません。

信頼できる業者と出会うために、一括見積もり比較サイト「解体工事の匠」を上手に利用しましょう。


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